生理とダイエットの関係について
「よし!ダイエットをしよう!」でも生理前で落ちないから生理終わってから頑張ろ!って思った事ありませんか?実際にそれが正しいのかを検証してみましょう。
生理はダイエットの敵?味方?
生理前だから落ちない…とか生理後だから落ちやすい!って一体味方なの?敵なの?って思いませんか?僕もBeDoで指導していてふと思う事があります。生理のせいで落ちないのか生理のおかげで落ちているのか凄く悩む事があります。僕の出した答えは「どちらでもない」って事です。曖昧な答えではありますがこれが本当の答えで生理とどう向き合っていくかが大切だと思います。しっかりと生理がどういうものかを理解して付き合っていける様にしましょう。
痩せる痩せないはホルモンのせい?
生理には二つのホルモンが影響しています。身体を成長させるホルモンと身体を守るホルモンの二つがあります。この二つのホルモンが入れ替わる事で痩せる痩せないが変わってきます。体温が変化するのもそこが原因です。ではこの二つのホルモンの違いを理解して上手に付き合っていきましょう!
身体を成長させるホルモン
エストロゲン(卵胞ホルモン)このホルモンは生理後に分泌されます。生理後2、3日で分泌が始まり排卵前まで分泌が続きます。エストロゲンが出ている間は脂肪燃焼や筋肉も付きやすく体重の変化も大きくなります。この時期はやったらやった分だけ変化します。是非このタイミングで頑張ってみましょう!!
身体を守るホルモン
プロゲステロン(黄体ホルモン)このホルモンは排卵後に分泌されます。排卵後に子宮内膜を柔らかくして妊娠しやすくしてくれます。妊娠に向けて栄養を溜めて水分も身体内に溜め込みます。これが生理前に体重が減らない理由です。身体に1〜2リットル程度の水を溜め込みます。浮腫みやすくなったりするのもこれが原因です。このタイミングはやっても変化が少ないですがこのタイミングで頑張っておくと生理後に大きく変化するのを手助けしてくれます。
生理のリズム
こちらの記事を参考としております。
https://www.jspog.com/general/details_07.html
【生理前】黄体期
生理前の12.7±1.6日なので約11日〜14日間です。この期間は妊娠に向け栄養や水分を溜め込む為痩せにくく体重に変化が起きにくいタイミングとなります。ですが、この時期はしっかりやっておくと生理後に大きく体重を動かしてくれます。浮腫みやすい時期ではありますがしっかり毎日こまめに水分補給をしてあげましょう。黄体期に体重を増やさなければ黄体期が終わればしっかり体重が落ちます。
【生理中】月経期
出血持続日数3−7日(平均4日)となっています。この時期は出血や腹痛などあるため無理は禁物です。今の自分の体調をしっかり見ながら出来ることをコツコツと出来ると良いと思います。ストレッチやボディケアに専念してみましょう。
【生理後】卵胞期
17.9±6.2日なので約12日〜24日間です。この期間は身体を作るために必要なホルモンが出る為この時期は大きく変化します。やったらやった分だけ変化するのでトレーニングのピークを持っていきたいところです。
まとめ
女性は毎月くる生理を上手に攻略し付き合っていくことで今までのダイエットより楽に減量やボディメイクする事ができます。生理が終わってからダイエットを始めるのではなく排卵前からしっかり始めてあげる事でより生理後に体重を落とす事ができるので早めに始めてみましょう‼︎